【5月30日 AFP】29日に行われたサッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2020-21)決勝で、マンチェスター・シティ(Manchester City)は0-1でチェルシー(Chelsea)に敗れ、ジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督の10年ぶりとなる欧州制覇はならなかった。

 イングランド・プレミアリーグではチェルシーに勝ち点19差をつけて優勝したシティだが、欧州の舞台では、グアルディオラ監督が勝っているチームをいじったことも再び裏目に出て0-1で敗れた。

 グアルディオラ監督はスペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)でトップチームの指導者になってから、最初の3年でチャンピオンズリーグを2回制覇したが、バルセロナとドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)、そしてシティを率いたここ10年では準決勝で5回、準々決勝で3回敗退し、そして今回は決勝で敗れる失意を味わった。

 シティもアラブ首長国連邦(UAE)のオーナーの資金力をバックにプレミアでは強大な勢力となり、ここ10年でのリーグ優勝は5回を数える。しかしチャンピオンズリーグではここ4年で3回イングランド勢の前に敗退していることが、今回の失望感をさらに強めている。

 チャンピオンズリーグ初出場から10年になるシティだが、何よりも欲しているトロフィーには手が届かずにいる。しかしクラブは傷を癒やすべく、再び投資をしてタイトルに挑戦するだろう。グアルディオラ監督も今季すでに、クラブとの契約を2023年まで延長している。

 グアルディオラ監督は「われわれがここまで来るのは今回が初めてだ。この経験から学び、また戻ってくる」とコメントした。

「最大62試合のシーズンで、われわれは61試合を戦った。悲しいが、未来のためにもここから学ぶ必要がある。それでも、今季は飛び抜けたシーズンだった」

 来季の補強については、退団するセルヒオ・アグエロ(Sergio Aguero)の後釜としてアーリング・ブラウト・ハーランド(Erling Braut Haaland)やハリー・ケイン(Harry Kane)の名前が挙がっている。監督も、チームのハングリーさを保つために、この夏に陣容を「シャッフル」する可能性を示唆している。(c)AFP/Kieran CANNING